体育館に全校児童が集合し、1学期の終業式を行いました。
いつものように、「気を付け」「礼」と式の始まりの挨拶の号令がかかると、1年生の子どもたちから「お願いします」の声が。
きっと、入学してから今日の日まで、授業の始まりに際し、担任やクラスの仲間と心を込めて挨拶することを大切にしてきたのだなと嬉しくなりました。

1学期の始業式に「自分とは違うよさをもっているたくさんの仲間と出会い、一緒に勉強したり遊んだりすることでみんなの心は大きく育つ」という話をしました。人と自分を比べるのではなく、「昨日の自分よりも今日の自分」、「朝の自分よりも帰りの自分」と、自分の成長を素直に喜ぶことができる人であってほしい。そう願っています。

先週、6年生が1学期を振り返り、授業で自分たちが頑張ったことや成長したことを話し合っている場に居合わせることができました。
「みんなで教え合って真剣に勉強することができた。」「グループのみんなが分かるように教え合って楽しく活動することができた。」「友達のやる気がすごくて、自分を見直そうと思った。」「自分一人でやるばかりではなく、仲間に助けを求めることも大切だと学んだ。」そして、「これから、友達のいいところをもっと見つけたい。」
きらきらした笑顔で話し合う姿に触れ、子どもたちから、仲間の大切さを改めて教えられたような気持ちになりました。

始業式の終わりの号令がかかると、全校の子どもたちから「ありがとうございました」の挨拶の声が響きました。

夏休み中も、自分の成長を感じながら一層たくましくなってほしいと思います。